ベトナムを訪れる欧米人観光客の中で、「2度と来ない」と言い出す割合が実に70%にも達するという衝撃的なデータが出ました。

VIETJOから引用:
 国内観光業界が2006年からこれまでに調査した結果によると、70%以上の外国人観光客がベトナムに今後来ることはない、と回答したという。ベトナムは2010年に外国人観光客600万人達成という目標を掲げているが、この状態が続けば計画に大きな影響がでることが予想される。

 その理由は大きく分けて3つ。観光地、宿泊施設、娯楽施設の充実だというのですが、他にも、外国人が来なくなる理由として挙げられるのが、地元民向けよりも高く設定された外国人料金の存在と、執拗な客引き行為です。
 外国人料金は数年前までベトナム航空の国内線や鉄道運賃にもありましたが、現在は廃止されています。しかし、庶民レベルではまだまだ外国人料金の制度が残っていたり、外国人と見るや数倍から酷いと10倍以上に吹っかけてくる体質は抜けません。
 観光客相手のガイドも、金になる外国人客を見つけるとしつこく勧誘してきます。そこでダナン市共産党委員会は、客引き行為を取り締まる専門のチームを発足させました。

VIETJOから引用:
 このチームはダナン市警察やハイチャウ区観光秩序回復チームなどから選抜された7人のメンバーで構成され、同市中心部の観光名所や観光客の往来が多い通りでパトロールを行う。

 ダナンは街全体が世界遺産になっている古都フエに近い、ベトナム中部最大の都市。それだけにベトナム南北を陸路で縦断するバックパッカーが多く宿泊します。一方で、ラオスのサワンナケットへ抜けるインドシナ東西回廊の始発地でもあり、ラオスだけでなくタイから来るバックパッカーもいる、インドシナ半島全体でも有数の交通の要衝。それだけに外国人に対するベトナム人ガイドの態度は極めて重視されて然るべきところです。

VIETJOから引用:
 観光客に対するしつこい客引き行為は、政令で行政処分の対象に規定されている。初回の処分では6万~10万ドン(300~500円)の罰金だが、それに従わない場合は100万ないしは200万ドン(1万円)の罰金が科せられる。

 パトロール中の取り締まりチームが見ていたり、あるいは旅行者側が警察に苦情を入れてきた時に、ガイド側から罰金を徴収するという今回のプラン、果たしてうまくいくのでしょうか?
 もし成功すれば、ホーチミンシティやハノイにも広がることが予想されます。特にハノイは旅行者の考え方が真っ二つに分かれるところで、「ハノイにだけは行きたくない」というベテラン旅行者もいるほどです。バンコクから空路ハノイ入りして、ラオカイやサパに行く人ですと経由地ハノイでの宿泊を1泊で切り上げる人が非常に多くなっています。
 ダナンの次は、首都ハノイの治安確保が重要。ハノイ市党委員会の決断が迫られています。

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